迷蝶(パンタレイ)2 −全能者の息が私を生かす−
(ダブリルムーン)
【同人】
【あらすじ】
「お前を他のオスにくれてやるつもりはないんだ」
背中に特殊なアザのある貴女は、遠い地の森へと連れて来られ、預言を信じる人狼の一族へと嫁ぐことになる。
次期族長リュカオンの伴侶となるには、満月の夜に、特別な婚姻の契りを交わさねばならなかった。
屋敷の中庭に作られた祭壇で執り行う秘められた儀式とは──
【キャラ設定】
リュカオン・レゼルヴァ 27才 4月6日生まれ。
月の力によって人から狼へと姿を変える人狼一族の跡継ぎで、次期族長候補。
狼であることに誇りを持っているが、一族にまつわる伝承などは信じていない。
自らの力で一族を守るための努力を続け、仲間からの信頼は厚い。
狼に姿を変えても、言葉を話すことができる。
【tracklist】
tracklist
01.茜さす窓辺
02.甘い呼び水
03.満月の中庭
04.ルー・ガルー婚儀
05.永久 (とこしえ) の天を夢む
【名もない童話作家の物語】
《蜘蛛と蝶2》を読む↓
http://www.odessa.co.jp/davrilmoon/kumochou2.html
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「俺とお前の境界はどこにあるのだろう」
月は見た目を変えるだけで、実体を変えるわけではない。
俺の見た目が変わっても、愛する気持ちが変わるわけじゃない。
いつも同じだと信じて、今まで歩んできたつもりだった。
森で眠っているお前を見つけるまでは。
俺を見て、お前はどんな顔をするだろう。
尖った爪や鋭い牙に怯えはしないか。夜目の利く光る瞳を不気味だと思わないか。
拒絶されるかもしれないと想像するだけで、こんなにも動揺してしまう。
お前を抱きかかえ館へと帰る。
降りだしたこの雨がしばらく続けばいい。
厚い雲は月の光を隠してくれる。獣の姿を隠してくれる。
お前はまだ目覚めない。
月はいつも俺たちを見ている。
「その痣が、なければ良かったと思うか? 『変化の証を持つ者が一族に再生の光もたらす』なんて、馬鹿げたおとぎ話みたいだろう」
「安心しろ。この部屋は月の光がほとんど入らないようになっているから、太陽が沈んだとしても姿は人のままだ」
「……あぁ、そういえば、爪以外にもう一つ違うところがあった。人狼は人より舌が長いらしい。だから、指でしてやれない分、奥まで舐めてやれるぞ」
「恥ずかしがるな、気持ちが良いならその方がいいだろう。このまま突起を指ごと舐めてやるから」
「ああ、お前の鳴き声に集中していたいが……。俺は、お前の体が俺を受け入れやすくなるまで、中を良くしてやらないとな」
「一番奥を舐めてる時に果てることができたら終わりだ。ほらこっちがおろそかになっているぞ、指も動かして、頭の中を真っ白にして感じればいい」
「人の姿の時と獣の時では、交尾の仕方も違う。今の姿なら、ほとんど狼のそれと同じだ」
「もう少し腰を上げて……そう、契りを交わせる獣の姿に。お前も、今は同じ獣だ。恥ずかしがることはない」
「精の放ち方も違うからな。俺のもので腹が一杯になるまで注いでやる」
「それより、もっとお前に気持ち良くなって欲しい。心も体も俺から離れられなくなるように」
ダミーヘッドマイクで再現されるリアルな吐息、囁かれるのは淫猥な台詞。
立ち上がり、移動して、耳元に、胸元に、足元に。
吹きかけられる息も、這う舌使いも、怖いぐらいにそのまま体感。
否応なしにゾクゾクさせられる〈耳で高まるオトナCD〉
原作・シナリオ:五島美雨(ごとうみう)
キャラクターデザイン・イラスト:えまる・じょん
時間:53分25秒
出演:茶介(ちゃすけ)
マイク:全編ダミーヘッドマイク収録
ジャンル:18歳以上推奨音声作品
公式HP:http://www.odessa.co.jp/davrilmoon/
タイトル | 迷蝶(パンタレイ)2 −全能者の息が私を生かす− |
サークル | ダブリルムーン |
カテゴリー | 乙女向け/TL、 |
ファイル容量 | 388.29MB |
ジャンル | けもの/獣化、褐色/日焼け |